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頭が良くてもバブルに嵌り損をする理由 (ニュートンも損をしている)

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経済史上では数々のバブルが発生しています。

 

そしてバブルによって、結果的に多くの投資家が損失を被ってきました。

 

常に冷静であれば、バブルの罠にひっかかることはないかもしれません。

しかし、その場において、「今はバブルである」と見極めることは非常に困難なことです。

 

バブルは異常な投機熱が加速することによって、投機対象に本来の価値とかけ離れた値段が付きます。

 

儲け話が広がると、その恩恵を受けようとするさらに多くの人をひきつけられます。

 

結果として値段が異常な高値をつけます。

 

しかし、どこかのタイミングで買い手がつかなくなって、焦りが焦りを呼び、ジェットコースターのように価値が暴落します。

 

 

 

 

世界の経済史上最初のバブルとされているのは、17世紀にオランダで起こったのチューリップバブルです。

 

17世紀初頭頃にオランダでチューリップが人気を博しました。

 

高価な植物として金持ちに好まれましたが、コレクターも現れ、さまざまなチューリップの球根を買い求めました。

 

チューリプ熱は徐々に蔓延していき、特に珍しい模様をつけるチューリップの球根は高値で取引されるようになります。

 

こうなってくると、チューリップの球根で利益を出そうとする商人も出てきます。値上がりを見込んで大量の球根を仕入れました。

次に人気の出るチューリップの種類を予想する人も現れます。

 

さらに、チューリップそのものには何の興味もない一般の人々も、一儲けしようとチューリップの球根を買い求めるようになりました。

身分も職業も関係なくみんなが必死になります。

 

「国全体が経済活動をそっちのけにして、チューリップの球根の投機に浮かれた」と言われています。

 

傍観を続けていた人も、周囲で大きな利益をあげる人の姿を見て、居ても立っても居られなくなりました。

 

自分も恩恵を受けたいという欲に打ち勝つのは相当難しいことでした。

 

チューリップバブルのピークは1634年~1637年にかけてですが、このころになると、人々は土地、家、宝石類などを売り払ってまで球根を手に入れようとしていました。

 

チューリップの価格は常識をはるかに超えた、文字通り異常な高値となりました。

 

しかし、この異常な状態が長く続くことはなく、間もなくチューリップの買い手が出にくくなってくると、そこからは一気にチューリップの球根はタダ同然の値段まで大暴落しました。

 

 

 

 

客観的な視点ではチューリップの球根を土地や家などの財産を投げ出してまで買い求めるなんて馬鹿げていると思いますが、これと同じようなバブルはその後も起こっていることです。

 

古い例ではイギリスの南海バブルがありますし、アメリカでも史上最悪の世界恐慌を引き起こしたバブルがありました。

 

2000年代に入っても、ドットコムバブル、リーマンショックの引き金になった住宅ローンバブルがあります。

 

日本でもつい30年前に、異常な土地バブルが起こっています。

 

バブルのピーク時は日本の地価総額は、アメリカ全体の5倍にもなっていました。

 

日本の首都圏の地価総額で、アメリカ全体を買うことができる計算です。

(アメリカの国土面積は日本の約25倍です。)

 

株価も異常な高値をつけ、1989年には、日本の株式時価総額は世界全体の約45%を占めました。

 

その後、バブルがはじけ、史上最悪レベルの大暴落が起こったのはご存知の通りです。

 

以来「失われた20年」という長期の経済停滞を起こし、30年経ってもバブル当時の日経平均株価過去最高の3万8957円を超えそうな片鱗さえありません。(2019年10月7日現在の日経平均は2万1375円)

 

アミ
日本にそんな時期があったなんて、若者には想像もできませんね。

 

 

なぜこれだけの歴史の教訓があるにもかかわらず、バブルに突っ込み損をする人が繰り返し現れるのでしょうか。

 

チューリップにしても株や土地にしても「異常な高値」がついたときに、すべての人が本当にそれだけの価値があると信じているわけではありません。

 

それにもかかわらず、それらを高値で買い求めるのは、「もっと高値で買うやつがいる」と思っているからです。

 

暴落が起こる前に売り逃げしてしまえば、莫大な利益を得ることができます。

 

「自分は暴落前に売り逃げできる」と信じている人が多いのです。

 

こうして特に何も考えていない衝動的な人も、「頭のいい戦略家」もみんなバブルに首を突っ込みます。

 

しかし、暴落は突然起こります。気づいたときには買い手はいなくなってしまいます。そうするとパニックに陥り、できるだけ損を少なくしようと投げ売りが起こり急落から暴落が起こります。

 

結果として損をする人が多数になるのです。

 

18世紀にイギリスで起こった南海会社を中心に新興企業の株価が異常な高値をつけた「南海バブル」では多くの人が多大な損失を出しましたが、その中にはニュートンもいました。

 

万有引力を発見し、ニュートン力学を創始した天才アイザック・ニュートンでさえも、バブルの罠にはまっているのです。

 

ニュートンは「私は天体の動きは計算できるのだが、人間の狂気ばかりは測りきれなかった」と述べたそうです。

 

 

以上、バブルの歴史的な教訓から学ぶべきことは、短期的に手っ取り早くお金を儲けられそうな投機にお金をつぎ込みたくなる欲を振り払わなければならないということです。

 

どっしりとかまえて、長期投資を自分の方針にそって継続することが重要ですね。

 

今回は以上です。

 

 

シン
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