より良い自分を求めるすべての人のために

自由システム

米国株

暴落でも冷静にいるために

更新日:

 

 

 

 

いざというときに、自分だけは冷静でいられると思わないほうがいいと考えています。

 

多くの人が思いもかけない急落の場面では、冷静さを失うものです。

 

実際にその場面に直面したらどうなるかわかりませんが、日頃からできる限りの備えをしておくことが大切だと思います。

 

備えとしてやっておきたいのが、自分の投資方針の確認です。

 

人間は本当に忘れやすいので、長期投資家は毎日やってもいいくらいだと思います。

 

自分はどのような方針で投資をするのか頭で反芻するだけでもいいです。

 

現在は、日々様々な情報に触れるので、自分の方針は常にぶれやすい状況といえます。

 

 

ひとそれぞれ自分の方針に影響を与えた本などがあると思います。

 

影響を受けた人かもしれません。

 

本であれば定期的に読み返すと効果は高いと思います。

 

時間がなければさらっと流し読みするだけでも定着はちがいます。

 

自分は読書をするときは蛍光ペンで線を引くので、線を引いたところだけ読み返すということをよくやります。

 

本の中でも重要な情報は20%くらいなので、全部を読み返す必要もありません。

(ただし、時間をおいて読み返す中で理解が深まることはよくあります。)

 

自分の投資方針については即答で説明できるようにしておきましょう。

 

 

 

 

また、過去の暴落時の状況について学んでおくというのも有意義だと思います。

 

実感には遠く及ばないかもしれませんが、過去どのような状況になったのかを知っているかどうかは精神面で大きな支えとなります。

 

 

リーマンショックのときの2008年10月のダウと日経平均の下落のしかたを見ておきましょう。

 

NYダウ

10/2→ -348
10/6→ -369
10/7→ -508
10/8→ -189
10/9→ -678
10/10→ -128

 

恐ろしい下落っぷりです。

 

こんなことがあったことを知っておきたいですね。

 

いざこれに直面したときに冷静に「バーゲンセールがきた~」と言えるでしょうか。

 

確かに、冷静に長期で見れば大幅値下げです。

 

 

ちなみに日経平均は以下のような感じ。

 

日経平均

10/2→ -213
10/6→ -465
10/7→ -317
10/8→ -952
10/9→ -45
10/10→ -881

 

多くの人がパニックになって、メディアが大騒ぎしているのが目に浮かびます。

 

 

日付 ダウ 日経平均
10/6 -369ドル -465円
10/7 -508ドル -317円
10/8 -189ドル -952円
10/9 -678ドル -45円
10/10 -128ドル -881円

 

 

この後も大幅下落方向の乱高下が続きました。

 

日々の株価に一喜一憂している人はとても平常心ではいられないのではと思います。

 

 

 

NYダウ(出所:ヤフーファイナンス米国版)

 

 

リーマンショック後の2009年の大底で約6600ドルです。

 

しかし、その20年前の1990年初は約2700ドルでした。

 

20年前と比べると、大底の値でも大幅に上回っていることがわかります。

 

20年以上の長期保有しているなら、含み益が大きすぎてそれほど慌てていなかったでしょう。

 

最悪のタイミングですべてを現金化しなければいけないことは考えにくいですし、2010年には10000ドルを回復しています。

 

現在はダウが30000ドルに迫っていますので、1990年から10倍以上になっています。

 

米国株長期投資家は大きな資産を築いていますね。

 

ちなみに日経平均だとこの30年ではちょっと信じられませんがマイナスです。

 

 

もうひとつ暴落といえば世界恐慌があります。

 

1929年からの大不況で、NYダウは最大で89%下落しました。

 

1929年の高値を更新するまで実に25年がかかりました。

 

リーマンショックがましに思える大不況です。

 

この世界恐慌に関しては、長期投資の名著『株式投資の未来』で紹介されているデータについて知っておくといいです。

 

『株式投資の未来』では、もし世界恐慌が起こらなかったらという仮定のデータが紹介されています。

 

もし、1929年から1954年にかけて、株価は急落することなく横ばいを続けたとします。

 

米国経済にとっては現実よりもはるかにいいシナリオなのですが、なんとこれだと投資家の得るリターンは株価の急落があった現実よりも下がってしまうのです。

 

大恐慌が起こらなかった場合では、投資家のリターンが60%も下がってしまうのです。

 

1929年に1000ドルを投資し、再投資し続けると1954年にいくらになるか。

・大恐慌が起こらなかったという仮定→2720ドル

・大恐慌が起こった現実→4440ドル

 

なぜこんなことが起こるのかというと、1929年のピークから1933年の底にかけて株価は89%下落しましたが、配当はそこまで下がっていないのです。

 

結果的に配当利回りが上昇し、トータルリターンも上昇したのです。

(つまり大バーゲンセール状態だった)

 

粘り強い投資家は相場が下落し続ける間、着々と安く買い続け、株数を増やしました。

 

そして、安く買い増し続けたおかげで株価の回復とともに一気にリターンを加速させたのです。

 

著者のシーゲルさんは、「下落相場が長期投資家にどう作用するかを知れば、たいていの投資家は驚くだろう。」と書いていますが、まさにその通りで、直感的に受け入れがたいので頭できちんと理解しないといけません。

 

 

 

以上見てきたように、投資期間が20年30年と長ければ、それほど恐れる必要がないことがわかります。

 

加えて、株価の下落によって安く買えることは長期リターンにとってプラスになるという面もあることをおさえておきましょう。

 

 

そして、少なくとも長期投資家にとって、日々の株価に一喜一憂するのが正しい態度ではないことがわかります。

 

今からそんなんだと、いざリセッションに直面したら厳しいでしょう。

 

株価が上がったら喜んで、株価が下がったら落ち込むという状態からは早く卒業するひつようがあります。

 

今回は以上です。

 

 

 

こちらの動画(youtube)も参考にしてください。寝ながら聞けます。
↓チャンネル登録や共有をしていただけると、動画更新の励みになります。

(チャンネル登録者3万を超えました!ありがとうございます!)

 

ツイッターでも情報発信をしているので、こちらのフォローもお願いします!

 

 

-米国株

Copyright© 自由システム , 2020 All Rights Reserved.