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FRBの方針転換で2019年以降、円高が来る!? 円高と株価の関係

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2019年1月末、米国の中央銀行FRBが利上げを見直す方針を示しました。ということは、方向的にはドル安に進む風が吹いているということです。

で、ドル安に進むということは、相対的に円高になる可能性が高まっているということです。近いうちに、1ドル=100円を切るのではないかと言っている人もいます。

円高は何かと毛嫌いされることが多いです。なぜかというと、円高になると株価が下がる傾向が強いからです。

 

FRB利上げ見直しの方針から、円高になり、日本株の急落を心配している投資家も多くいます。

 

どうして、円高になると株価が下がるといわれているのでしょうか?

 

この記事では、今後来るといわれている円高について解説します。

 

 

為替と株価の関係

 

円高になると、基本的に株価は下がるといわれています。

 

ここ数年でみると株価は大きく上がりましたが、アベノミクスの株高は円安に支えられてきました。下のドル円チャートを見ると、アベノミクスがはじまった2012年から円安方向に向かっていったことがわかります。

 

ドル円10年チャート(出所:ヤフーファイナンス)

 

それに伴って、株高が進みました。下は日経平均の10年チャートです。為替と株は強い関係性をもっていることがわかります。

 

日経平均10年チャート(出所:ヤフーファイナンス)

 

ただ、必ずしも「円高→株安」「円安→株高」となっているわけではないこともわかります。

 

株価はあらゆる情報からの影響を受けて動きます。為替の動きはそのうちのひとつとして、とらえましょう。ただ、関係性がわりと強いことは確かです。

 

 

円高と株価

 

 

 

円高になると株価が下がるといわれているのはなぜでしょうか。

 

それは円高が輸出に不利であるというところが大きいです。簡単に説明します。

 

円高というのは、「1ドル=110円」→「1ドル=100円」になるようなことです。

 

外国からすると円高ということは、日本の商品は割高になります。そのため、日本の商品は売れにくくなります。そのため、円高は輸出に不利なのです。

 

そして、日本の大企業は輸出で儲けたい企業が多いです。例えば、日本の時価総額トップであるトヨタ自動車などです。

 

トヨタ自動車株価10年チャート(出所:ヤフーファイナンス)

 

円高になって、輸出が不利になると売り上げが伸びません。すると、企業の業績が悪くなり、日本経済としては不景気になる。と、いわれるわけです。

 

 

企業の業績が悪ければ、投資は控えられるようになるでしょう。すると、株価が下がります。

円高が株価の下落につながるといわれるのはこのためです。

 

 

アベノミクスでは大規模な金融緩和によって円安に誘導する政策をとり、結果として株高となりました。株価が上がっていると経済の調子が良さそうな気がして気分が良くなります。(ただ、株価は実態経済を正しく反映しているわけではありません。バブルといわれることもあるわけですから。)

 

 

FRBの方針変更で円高となるか

 

FRBとは

連邦準備制度理事会。 アメリカの中央銀行。 日本でいう日銀的のようなもの。

 

FRBはここ数年、利上げを行ってきました。しかし、今年1月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定すると同時に、今後の利上げに「忍耐強く」あるべきという姿勢を表明し方針を大きく転換しました。

この背景には、アメリカ経済の先行きに不安が高まったことがあります。米中関係やトランプ政権の政策の不透明感などが心配要因となっているわけです。

 

米国の金利が据え置かれることに加えて、トランプ政権が貿易赤字を解消するために積極的にドル安に向かっていく政策をとっていくことも考えられます。ドル安ということは、アメリカにとって輸出が有利になり、貿易で儲けやすくなるわけです。

ちなみに、ドル安に導いていくようなことは1980年代のプラザ合意をはじめ、過去にもありました。

 

そしてドル安、つまりドルの価値が安くなるということは、相対的に見て円高になるということです。

 

 

まとめ

 

まとめです。

円高は輸出に不利になる。

輸出で儲けたい日本の大企業にとって、円高は不利。

円高になると、業績悪化から株安になりやすい。

2019年1月末のFRBの方針変更もあって、今後、円高傾向になるかも。

 

 

ただ、大切なことは「円高にも対応できる力」だと思います。円高になるたびに困っているようではつらいですね。日本経済全体が円高にも強い体質になっていくことが必要だと思います。円高にもメリットはありますから。

(円高のメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。→円高のメリット 円高で損をしない考え方

 

もし、これから円高になっていくのだとしたら、個人投資家も円高のメリットを活かすことを考えましょう。

円高でも円安でも、メリットをいかして得をするような行動をとっていけばいいやと考えられるようになるのが理想です。そのためには、投資のテクニックもそうですが、投資対象を広くとらえることも必要になってくると思います。例えば、「日本株だけではなく米国株についても知ろう」とか、「株だけではなく不動産についても勉強しよう」などといった感じです。

そのためにも、継続的な学習はとても重要です。

 

円高、つまり円の価値が高まるということは、米国株が相対的に安く買えるということでもあります。

(米国株の長期投資に関しては、こちらの記事も参考にしてください。→長期投資が一番確実! ~株初心者必見の投資スタイル~

 

どんな局面でも、うまく乗りこなしていきましょう!

 

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