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『ファクトフルネス』投資家にとって重要な2つを厳選して紹介!

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長期投資家にとっては、自分の方針に基づいて冷静に投資を継続していくことが重要です。

 

しかし、日々様々な情報にイヤでも触れる環境にある中で、常に自分の方針を忘れないことは難しいことです。

 

また、実際に暴落などの事態に直面したときに方針を貫き続けることも難しいことでしょう。

 

そこで今回はハンス・ロスリング著『ファクトフルネス』から学んでみたいと思います。

 

『ファクトフルネス』は2019年、日本で最も売れた本のひとつでしょう。

全世界で200万部を超えたベストセラーです。

 

この本では、「世界の見方に関する10の思い込み」と「その背後にある10の本能」について書かれています。

 

そして、データを基に世界を正しく見る習慣をつけようという趣旨です。

 

今回は10の中から、長期投資家にとって特に重要だと思う2つの本能を厳選して紹介したいと思います。

 

今回紹介するのは以下の2つになります。

 

・恐怖本能

・過大視本能

 

 

それでは順番に見ていきましょう。

 

 

恐怖本能

 

 

人間は恐怖本能をもっています。

 

人間は恐怖本能によって、恐ろしいものに自然と注目してしまいます。

 

メディアもこのことを理解しているため、恐怖本能に引っかかるめったに起きないことがニュースになりやすいのです。

 

すると私たちの頭の中はめったに起きないことの情報で埋め尽くされ、実際にはめったに起きないことが世界ではしょっちゅう起きていると錯覚してしまいます。

 

投資においても、「投資はギャンブル、手を出してはいけないもの。」「投資は怖い。」といったイメージがある人がいると思いますが、ネガティブな情報の方がより強烈にインプットされるからでしょう。

 

実際は、長期投資がどのようなもので、どれくらいリスクとリターンがあるのかも分かっていないことが多いと思います。

 

 

恐怖本能を抑えるには、リスクを正しく見ようとすることが大切です。

 

例えば、初めて飛行機に乗る場合、不安を感じることがあると思います。

 

ただ、2016年には4000万機の旅客気が死者をひとりも出さずに目的地に到着しており、死亡事故が起きたのは10機でした。

 

もちろん、メディアが取り上げたのは全体の0.000025%である10機のほうです。

 

 

著者は「恐ろしいが、起きる可能性が低いことに注目しすぎると、本当に危険なことを見逃してしまう。」と指摘しています。

 

投資においても、暴落リスクには注目するかもしれませんが、インフレリスクには注目しないかもしれません。

 

長期的な暴落リスクと長期的なインフレリスクはどの程度危険でしょうか。

 

長期投資は「ギャンブル」でしょうか?それとも「資産を守ること」でしょうか?どちらが実態に近いのかよく見て判断しないといけません。

 

何も学ばない間に、預金しているお金の価値は年々下がっていくかもしれません。

 

 

 

このように投資家にとっても恐怖本能を理解し、物事を冷静にみることは重要でしょう。

 

ただ、いくら恐怖本能について頭で理解していたつもりでも、実際に暴落に直面したときに冷静でいることは難しいと思います。

 

そのため、定期的に自分の投資方針とその根拠について確認しておくことが重要です。

 

定期的な備えができていれば、いざというときも冷静でいられる可能性が高まります。

 

著者は「ドラマチックな対策よりも、たいていは地道な一歩に効果がある。」と述べています。

 

 

過大視本能

 

 

 

 

著者は、人はみんな物事の大きさを判断するのが下手くそで、その背景には「過大視本能」があると述べています。

 

過大視本能は、ひとつの数字だけを見て「なんて大きいんだ」「なんて小さいんだ」と勘違いすることを引き起こします。

 

特に大きな数字は、そのままだと大きく見えます。

 

数字が何を意味するかを知るには、「比較」と「割合」が役に立ちます。

 

 

比較については、もし数字をひとつだけ見せられたら、「それと比較できるような、他の数字はないんですか?」と尋ねるといいと著者は言っています。

 

「テストの点数が80点だった。」というだけでは、高いのか低いのかわかりません。

 

どんなテストかわかりませんし、平均点が90点のテストかもしれません。

 

投資においても割安か割高かは比較によって決まる部分があります。

 

1つの投資対象だけ見て判断することはできません。

 

 

 

割合については、本書に温暖化問題の例が出ています。

 

国の人口には大きな違いがあるので、「国全体の二酸化炭素排出量」で比べるとおかしなことになります。

 

「中国人全員の体重とアメリカ人全員の体重だったら中国人の方が重いので、中国の方が肥満問題が深刻だ。」というのはおかしいですね。

 

そのため、「ひとりあたりの二酸化炭素排出量」で見る必要があります。

 

「国全体の二酸化炭素排出量」という数字は人口で割ることによって、比較可能な数字となります。

 

投資でも「1株あたり」という指標は重要です。

 

例えば、企業の収益力について見るときには、「1株当たり利益(EPS)」を見ることが多いです。

 

そして、EPSがどれだけ増えているかを見れば、企業の成長性を比べることもできます。

 

 

このようにひとつの数字だけから判断することは危険で、投資家も過大視本能について知っておくといいでしょう。

 

 

 

まとめ

 

まとめです。

 

今回紹介したのは以下の2つです。

 

・恐怖本能

・過大視本能

 

 

恐怖本能に関しては、リスクを正しく見ようとすることが大切で、「恐ろしいが、起きる可能性が低いことに注目しすぎると、本当に危険なことを見逃してしまう。」ということを忘れないようにしましょう。

 

過大視本能に関しては、ひとつだけの数字から判断することは危険であるということを学びました。

ひとつだけの数字が示されたら、比較したり割合をもとめたりするといいということです。

 

 

今回は「投資家にとって重要なものを厳選して2つ」ということで書いてきましたが、興味をもったら実際に『ファクトフルネス』を読んでみてください。

 

自分の思い込みに気づき、世界に対する見方が変わるかもしれません。

 

今回は以上です。

 

 

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