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【高配当対決】JTとフィリップモリス比較!日米の高配当株!

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今回はJTとフィリップモリスという日米のたばこ株を比較分析してみたいと思います。

 

JT(日本たばこ産業)は日本株を代表する高配当銘柄です。

なにかと話題になり、とても注目度が高い株です。

 

一方のフィリップモリスは世界最大のたばこメーカーであり、高配当株としても人気です。

『株式投資の未来』で述べられているように1957年~2003年において最もリターンの大きかった米国株としても有名です。

 

それでは具体的にJTとフィリップモリスを比較してみましょう。

(データは2019年11月21日現在)

 

 

PER,配当利回り

 

まずは割安性を示す代表的な指標であるPERと配当利回りを見てみましょう。

 

銘柄 PER 配当利回り
JT 11.9 6.23%
フィリップモリス 16.5 5.61%

 

PER、配当利回りともにJTの方がより割安な数字となっています。

 

 

2019年、JTの1株あたり配当は154円です。

100株だけ保有しているという人も多いと思いますが、それで15400円(税引き前)の配当がもらえるのは高配当株の破壊力を感じます。

 

一方、フィリップモリスの1株当たり配当は4.68ドルです。

ちなみにフィリップモリスは現地課税がほぼゼロです。

通常米国株の配当には現地課税が10%と日本での課税約20%がかかりますが、フィリップモリスは米国外の市場において活動する企業なので現地課税がほぼゼロとなって二重課税となりません。

 

 

連続増配年数

 

何年連続で増配しているのか見てみましょう。

 

銘柄 連続増配年数
JT 16年
フィリップモリス 11年

 

 

JTの連続増配は16年です。

日本株の中ではかなり長い期間増配している銘柄になります。

 

一方、フィリップモリスは11年連続増配です。

ただし、フィリップモリスは2008年にアルトリアから分社化しています。

そのため、それ以前を合わせれば49年連続増配になります。

 

 

 

売上,営業利益率

 

売上と営業利益率についてみてみましょう。

営業利益率が高いほど効率的なビジネスをしていると言えます。

タバコ企業にとってはとりわけ重要かもしれません。

 

 

銘柄 売上(2018年) 営業利益率(2018年)
JT 204億ドル 25%
フィリップモリス 296億ドル 38%

 

 

売上は世界最大のたばこメーカーであるフィリップモリスが上回っています。

 

営業利益率はJTが約25%、フィリップモリスが約38%です。

 

JTの25%という数字は日本企業においてとても高いです。

例えば日本の製造業の営業利益率の平均は約4%です。

 

しかし、フィリップモリスがそれよりさらに上をいっていますね。

とてつもなく収益性が高い企業であることがわかります。

 

 

EPS

 

EPSは1株当たり利益を示します。

EPSが高いほど、資本を効率的に利益に結びつけていると言えます。

 

2014 2015 2016 2017 2018
JT 1.08 1.25 1.08 1.01 0.99
フィリップモリス 4.76 4.42 4.48 3.88 5.08

(ドル)

 

単純に比較するとフィリップモリスのほうが稼ぐ力があることがわかります。

 

 

フリーキャッシュフロー

 

フリーキャッシュフローは企業が自由に使える(分配できる)お金を表します。

 

本業から稼ぎ出される「営業キャッシュフロー」から設備投資など(投資キャッシュフロー)を引いたものになります。

 

配当に大きく影響する部分です。

 

2014 2015 2016 2017 2018
JT 22.6 31.2 24.4 25.7 27.8
フィリップモリス 65.8 69.0 69.0 73.6 80.4

(億ドル)

 

フィリップモリスのフリーキャッシュフローは、JTのおよそ3倍の規模になっています。

 

 

配当性向

 

配当性向は、当期純利益のうち配当をどれくらい払ったかを示しています。

(配当性向が100%なら、その期に稼いだ利益をすべて配当に回したことになる)

 

 

2014 2015 2016 2017 2018
JT 50% 53% 55% 63% 69%
フィリップモリス 82% 91% 92% 109% 88%

 

 

JTの配当性向は年々上がってきており、2019年は70%以上になる予想で増配余力がなくなってきていると言われていますが、フィリップモリスはより高い数字になっています。

2017年には100%以上にもなっており、増配余力は厳しくなっていると言えるかもしれません。

 

 

1年チャート

 

直近1年間のチャートはどうなっているのでしょうか。

 

 

JT(橙)とフィリップモリス(青)の1年チャート(出所:ブルームバーグ)

 

 

1年チャートで見ると、JTは-11%程、フィリップモリスはほぼ横ばいです。

 

高配当は投資家にとってうれしいのですが、その分リスクがあることを忘れてはいけません。

 

 

まとめ

 

 

JT フィリップモリス
PER 11.9 16.5
配当利回り 6.23% 5.61%
連続増配年数 16年 11年
売上 204億ドル 296億ドル
営業利益率 25% 38%
EPS 0.99 (2018年) 5.08 (2018年)
フリーキャッシュフロー 27.8億ドル (2018年) 80.4億ドル (2018年)
配当性向 69% (2018年) 88% (2018年)

 

 

総じて株価の割安性に関してはJTの方がよく見え、企業としての稼ぐ力に関してはフィリップモリスの方が有利に見えます。

 

JTは10月末に発表された決算で減益が出ているので今後も注意深く見ていく必要があります。

 

今回は以上です。

 

 

 

アミ
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