ドラッカー研究所が発表している「米国企業ランキング」の2019年版が出ていました。
ドラッカーは「現代マネジメント理論の父」といわれる方ですね。
『マネジメント』をはじめとして数々の著作もあります。
興味のある人はドラッカーの名言を聞くだけでもおもしろく、新たな気づきがあるかもしれません。
そのドラッカーの思想をもとにして、企業をランク付けしたのが「米国企業ランキング」です。
評価の方法は、市場シェア・特許件数・従業員評価など37の項目を基にスコアを算出し、それを「ドラッカーのコア原則を反映する5つの分野」に当てはめていきます。
総合的に米国で最も効率的に経営されている企業がわかるランキングとなっています。
ランキングの結果は以下の通りです。
1位 アマゾン
2位 マイクロソフト
3位 アップル
4位 アルファベット
5位 シスコシステムズ
6位 フェイスブック
7位 IBM
8位 ジョンソン・エンド・ジョンソン
9位 インテル
10位 スリーエム
11位 ヒューレット・パッカード
12位 ペプシコ
13位 マスターカード
14位 ウォルマート
15位 P&G
16位 ナイキ
17位 アクセンチュア
17位 アドビ
19位 エヌビディア
20位 イントゥイット
出所:2019ドラッカー研究所会社ランキング
【米国企業ランキング】
(ドラッカー研究所)1位 アマゾン
2位 マイクロソフト
3位 アップル
4位 アルファベット
5位 シスコシステムズ1位のアマゾンはイノベーションの分野で他を圧倒しています。
書いてませんが、個人的には10位に3Mが入っているのがうれしい🙂
— 松本 (@matsumoto10000) November 30, 2019
ということで1位はアマゾンです。
「社会的責任」の分野がやや低いものの、「イノベーション」の分野は圧倒的で2位以下に大きな差をつけています。
たまにアマゾンについて本で勉強をするのですが、読んでいるだけでもわくわくするような挑戦をどんどんしている企業であることがよくわかります。
日本ではまだおこなわれていないサービスでも思い切ったものがけっこうあります。
アマゾンは配当が出ていませんが、アマゾンによって再投資されている方がおもしろそうと思えるほどです。
そして、2位にマイクロソフト、3位にアップルと続いています。
どちらも好調な企業で、株価も大きく上がっていますね。
【米国株】
<アップル>
株価は約267.2ドル・配当利回り1.1%
・年初来リターン69.4%2019年絶好調だった連続増配グロース株。
iPhone11やAIr Podsもすごかった🙂ここまであがると追加投資がしづらい。
— 松本 (@matsumoto10000) November 30, 2019
ランキング上位に入っている企業はIT企業が多い中、J&J、3M、ペプシコ、P&Gなど米国株投資家にはおなじみの企業も入っています。
ただ、あらゆる「ランキング」がそうだと思いますが、企業のすべてを網羅できているわけではなく、調査の時期によっても影響があるでしょう。
ある資料で興味を引いたら、それを入り口としてさらに深掘りしていくことが重要になると思います。
特に投資対象に関しては自分が納得いくまで調べることが、長期的に保有する上で大切になります。
「高配当ランキング」「人気優待ランキング」など様々なランキングがありますが、それらが入り口になったとしても自分で検討しましょう。
今回は以上です。

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— 松本 (@matsumoto10000) November 27, 2019