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【資本を食う豚】課税されても配当が投資家にとって非効率にならない理由

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配当は株を保有しているだけでもらうことができる不労所得です。

 

株を保有しているだけでいいので、手間がないのが配当の大きなメリットのひとつです。

 

そのため、多くの配当を生む高配当株は根強い人気となっています。

 

ただ一方で、配当は税金がかかる分、損であるという主張もずっと以前からあります。

 

確かに配当は受け取ると課税されます。

 

値上がり益は株を売るまで課税されませんので、配当ではなく企業の再投資によって、株価の成長が促進されるのであれば、投資家にとって有利であるということです。

 

課税される分だけ配当を受け取ることは運用効率が悪いということになります。

 

これはこれでその通りではあります。

 

 

しかし、これは企業があくまで株式の利益のために行動をとる場合に限られます。

 

株主に配当を出さず、その分の再投資によって効率的に増益を達成し、株価が上昇するなら問題はありません。

 

しかし、企業によって株主の利益には貢献しないムダなお金の使われ方がされることは少なくないでしょう。

 

豪華な設備をはじめとした投資家の利益には関係のない散財です。

 

経済学ではこういった意味のないコストを、資本と経営の分離がもたらすコストという意味で「エージェンシーコスト(代理人コスト)」といいます。

 

手元にお金がたくさんあると、ムダなお金を使ってしまいやすいのです。

 

 

 

では、散財をいっさい避けて、まじめに設備投資を行い生産性を高めようとするならばいいのかというと残念ながらそうともいえません。

 

設備投資に熱心な企業の投資家へのリターンは平均的に少ないことがわかっています。

 

企業の設備投資は生産性の向上にほとんど貢献しないという研究もあります。

 

確かに、最新機器だけを大量に購入すれば生産性が上がるというわけではないことはイメージできますよね。

 

もちろん、すべての設備投資がダメなわけではないのですが、結果的にほぼムダ金だったということは少なくないわけです。

 

無謀な設備投資は、お金をムダに浪費する「資本を食う豚」になります。

 

シン
「資本を食う豚」という言葉は名著『株式投資の未来』のなかで使われた言葉です。

(『株式投資の未来』に関してはこちら→『株式投資の未来』まとめ

 

 

ということで、配当は株主のリターンを守るうえで重要な役割を果たします。

 

配当が支払われることによって、株主と経営陣との間に信頼関係が生まれやすくなります。

 

『株式投資の未来』にも、「経営陣がつねに、あくまで株主の利益のために行動するというなら、配当は重要ではない。だがそうではない大多数の企業では、決定的に重要となる。」とあります。

 

ムダ金が使われるのであれば、税金がかかろうとも配当が支払われた方が投資家のリターンに貢献します。

 

 

ちなみに、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイは配当を出してきていません。

 

しかし、バフェットは財産のほとんどをバークシャーハサウェイ株で保有しています。

 

バークシャーの利益=バフェットの利益=株主の利益です。

 

これくらい株主と経営者が近い距離にいれば、配当がなくても信頼関係を築けるということですね。

 

 

今回は以上です。

 

 

シン
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