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【インデックス投資】投資期間が長いなら株価は下がったほうがいい。

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自分はインデックス投資を軸に投資をしています。

 

インデックス投資は、ほとんどの人にとって最適な投資法と言われます。

 

手軽に市場平均リターン(プロの平均)を得続けることができる優れた投資法だからです。

 

投資期間が20年以上あるようなら特に心配もなく運用できると言えます。

 

必要なのは継続することです。

 

自分は今後30年40年と投資を継続していきます。

 

 

で、今回は長期投資家が身に着けたい「投資感覚」について述べます。

 

これを身に着けているかどうかが「初心者」と「中級者」の違いになるかもしれません。

 

なにかというと、まだまだ投資期間が長いのであれば、株価は下がっていった方が得であるということです。

 

高く買うより、安く買えたほうが長期投資家のリターンにとってプラスです。

 

これはちょっと考えればわかることなのですが、感覚的に受け入れがたいのです。

 

どうしても株価が上がると喜び、株価が下がると悲しむという習慣から抜けられないことが多いです。

 

 

長期投資家は大抵の場合、一定期間に一定額を投資していくと決めている人が多いと思います。

 

例えば、毎月5万円投資するなどです。

 

・自分は毎月5万円購入する

・自分はこの先20年投資を継続する

 

もしこのような条件の人であるなら、資産を積み立てる間は株価が安い方がいいのです。

 

たとえ、最初の5年間株価が下がり続けたとしても、それは安く積み立てることができている分、長期リターンにはプラスです。

(実際5年下がり続けることもかなり難しいが。)

 

「靴下を買うように株を買えばうまくいく。」という言葉がありますが、バーゲンセールで安く株を買えることは投資家にとってはプラスなのです。

 

 

『株式投資の未来』では、もし世界恐慌が起こらなかったらという仮定のデータが紹介されています。

 

世界恐慌といえば、史上最悪の大不況です。ダウは最大で89%下落しました。

 

もし、1929年から1954年にかけて、株価は急落することなく横ばいを続けたとします。

 

米国経済にとっては現実よりもはるかにいいシナリオなのですが、なんとこれだと投資家の得るリターンは株価の急落があった現実よりも下がってしまうのです。

 

大恐慌が起こらなかった場合では、投資家のリターンが60%も下がってしまうのです。

 

1929年に1000ドルを投資し、再投資し続けると1954年にいくらになるか。

・大恐慌が起こらなかったという仮定→2720ドル

・大恐慌が起こった現実→4440ドル

 

なぜこんなことが起こるのかというと、1929年のピークから1933年の底にかけて株価は89%下落しましたが、配当はそこまで下がっていないのです。

 

結果的に配当利回りが上昇し、トータルリターンも上昇したのです。

(つまり大バーゲンセール状態だった)

 

粘り強い投資家は相場が下落し続ける間、着々と安く買い続け、株数を増やしました。

 

そして、安く買い増し続けたおかげで株価の回復とともに一気にリターンを加速させたのです。

 

 

著者のシーゲルさんは、「下落相場が長期投資家にどう作用するかを知れば、たいていの投資家は驚くだろう。」と書いていますが、まさにそうではないでしょうか。

 

 

 

 

今の話がちょっと難しかったという人もいるかもしれません。

 

もうちょっと最近のデータで簡単に見てみましょう。

 

長期投資という場合は、だいたい20年をみてほしいと思います。

 

20年あれば、だいたいそれなりのリターンが出ているということがわかればOKです。

 

 

S&P500チャート(出所:ヤフーファイナンス米国版)

 

 

2000年以降にはいって、2度の暴落を経験しています。

 

ITバブル崩壊とリーマンショックです。

 

10年のチャートでは絶好調部分だけですので20年で見てみましょう。

 

2000年初めのS&P500は約1460ポイントです。

 

そこから、ITバブル崩壊とリーマンショックがありましたが、20年後の2019年末のS&P500は約3230ポイントです。

 

倍以上になっています。これは配当含めていませんので、トータルリターンはもっと上がります。

 

 

それでも、「この10年の調子が良すぎただけだ!」という人がいるかもしれません。

 

それでは2009年を出口として見てみましょう。

 

出口と言っても、そこですべての資産を現金に替える必要もないのですが、何らかの事情でたまたま運悪くリーマンショック直後に株をすべて売らなければならなくなってしまったというレアケースを見てみます。

 

S&P500チャート(出所:ヤフーファイナンス米国版)

 

 

リーマンショック後の底2009年のS&P500は約680ポイントです。

 

しかし、その20年前の1990年初めのS&Pは約350ポイントです。

 

およそ2倍になっています。これも配当が含まずこれなので、配当含めればよゆうで倍以上です。

 

ちなみに1年待って2010年になれば1180ポイントになっていますので、値上がりだけで3倍以上あります。

 

 

 

投資期間が20年30年と長ければ、それほど恐れる必要がないことが分かったかと思います。

 

加えて、株価の下落によって安く買えることは長期リターンにとってプラスになるという面もあることをおさえておきましょう。

 

このことは頭では理解できても感覚的に受け入れにくいところがありますので、初めのうちは意識するひつようがあります。

 

少なくとも長期投資家にとって、日々の株価に一喜一憂するのが正しい態度ではないことがわかります。

 

株価が上がったら喜んで、株価が下がったら落ち込むという初心者を卒業しましょう。

 

頭で理解していることと実際に長期継続することは別ですが、知識を身に着け、方針をきちんと固めているほど容易になります。

 

今回は以上です。

 

 

 

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