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長期投資をする上で知っておくといいこと

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今回は長期投資を冷静に継続するのに役立つ知識3つを紹介します。

 

いずれも超重要知識です。

 

知っていて損になることは一つもありません。

 

自分自身もこれらを知っているから長期投資のモチベーションが持続できる部分があります。

 

投資を続けていると株価の急落に直面することもあります。

 

そういった場面で、冷静でいられないと損をしてしまいます。

 

もしかしたら、損を確定して投資をやめてしまうかもしれません。

 

そうならないためにも、今回紹介する知識がとても役に立つはずです。

 

 

それではさっそく見ていきましょう。以下の3つです。

 

①複利の力

②株式リターンの平均回帰性

③タイミングを見計らった投資をするべきではない

 

 

①複利の力

 

1つ目は複利の力についてです。

 

運用する上では基本的で超重要な知識です。

 

 

・単利 → 元本にのみ利子がつく

 

・複利 → 利子にも利子がつく

 

 

複利とは、利子にも利子がつくことです。

 

運用をする場合には、この考え方が非常に重要です。

 

 

100万円を5%で運用するとします。

 

単利だと、1年後100万円の5%で5万円の利子がつきます。

 

そして、2年後も元本の100万円に対して5%なので5万円の利子がつきます。

 

このように単利だと毎年5万円の利子がつくことになります。

 

一方、複利の場合は、1年目の利子は5万円で同じですが、2年目は105万円(元本+利子)に対して利子がつきます。

 

そのため2年目の利子は5万2500円となります。

 

つまり利息がつくたびに元本が増えていくのです。

 

年数 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
単利の増加分 50000円 50000円 50000円 50000円 50000円
複利の増加分 50000円 52500円 55125円 57881円 60775円

 

 

単利と複利でどれくらいの差が出るのかを確認してみましょう。

 

年数 単利 複利
5年 1250000円 1276281円
10年 1500000円 1628891円
15年 1750000円 2078921円
20年 2000000円 2653287円
25年 2250000円 3386339円
30年 2500000円 4321918円

 

 

10年後には、単利が150万円、複利が162万円となっています。

 

20年後には、単利が200万円、複利が265万円と大きく差が広がっています。

 

30年後には、単利が250万円、複利が432万円と大差になります。

 

単利は元本が2.5倍になりましたが、複利は4.3倍になりました。

 

 

借金の利息も単利と複利では全然違うことがわかります。

 

 

このように時間が長くなるほど、複利の力は飛躍的に威力を増します。

 

そのため、株から得た配当は再投資をするのです。

 

もらった配当でまた株を買うということです。

 

こうすることによって複利運用することができます。

 

インデックスファンドにおいても「再投資」の設定をして複利で運用するのが基本です。

 

 

複利の力についてイメージをもっていると、現在のお金が将来的にはより大きなお金を生み出すことがわかるので、長期投資のモチベーションも維持されますし、無駄遣いをやめる意欲も高まります。

 

このことが、長期投資家にとってはとても重要なものになります。

 

投資額が増えることでも複利の力は強さを増すからです。

 

「支出を減らす→投資を増やす」というサイクルをつくる強力なモチベーションとなります。

 

長期投資家にとって複利は強い味方なのです。

 

 

 

②株式リターンの平均回帰性

 

2つめは「株式リターンの平均回帰性」についてです。

 

これを知っているか知らないかで、投資における精神的な負担が全然違ってくると思います。

 

 

「平均回帰性」とは、短期的に見ればきわめて変動性が高いものの、長期的に見ればずっと安定度が高くなる性質のことです。

 

 

出所:『株式投資の未来』

 

 

長期投資の名著『株式投資の未来』で紹介されている上の図は有名です。

 

米国株のリターンは長期的に見ると、どの時期にも一貫して6~7%を維持しているのです。

 

つまり、米国株に広く分散していれば、どの時期に投資を始めても、長期的にはこれだけのリターンが得られたというのは驚きです。

 

世界恐慌の時期も、第二次世界大戦の時期も、株式のリターンは一貫して年率6%~7%のレンジを維持しています。

 

株式の他にこれに近い一貫性を示した資産はないということです。

 

 

株式のリターンは短期的には波があっても、長期的には平均に収束するということを知ってれば、格段に投資を継続しやすくなるでしょう。

 

下は過去20年のS&P500の1年ごとのリターンです。

 

 

 

投資をしていると連続してマイナスリターンになることもありますし、時には暴落に直面することもあるかもしれません。

 

そうなると精神的には非常につらいかもしれません。

 

しかし、「株式リターンの平均回帰性」を知っていれば、冷静に投資を継続できます。

 

短期的にリターンが下がったとしても長期的には平均に回帰する可能性が高いことがわかっているからです。

 

 

もちろん、逆のことも言えます。

 

株式のリターンが絶好調で、周囲がみんな楽観的になるような状態においても、自分は冷静でいられます。

 

現在のように好調が続く米国株市場において仮に大きな急落があっても特に驚くこともなくなるでしょう。

 

リターンが平均より上がっていたのだからごく普通のこととして受け入れられます。

 

 

暴落で損を確定し、市場から撤退してしまうことが何より最悪です。

 

長期投資においては継続が最重要項目ですが、「株式リターンの平均回帰性」を知っていれば、落ちるいて投資を続けやすくなるでしょう。

 

(繰り返しですが、米国株に広く分散していることが前提です。)

 

 

 

③タイミングを見計らった投資をするべきではない

 

3つ目は、「タイミングを見計らった投資をするべきではない」ということです。

 

投資では、安く買うことがリターンに直結するので、だれもがタイミングを見計らうことを1度は考えるものです。

 

「もっと安くなったら買おう。」ということです。

 

しかし、実際にタイミングを見計らってうまくいくことは少なく、逆に投資機会を失うリスクもあるのです。

 

S&P500のデータを使って過去75年間の結果を見ると、この間の株式リターンの大部分は、上昇率のベスト60か月に達成されていたというデータがあります。

 

70年のうちの60か月は全体のわずか7%であり、この瞬間を逃すと得られたはずの大きなリターンを逃すことになるのです。

 

2000年~2018年のS&P500は、年率4.86%のリターンでしたが、この期間の最もリターンの大きかった25日を逃すと年率リターンは-2.43%になってしまうという驚きのデータもあります。

 

これを考えるとタイミングをはかることがいかに難しいかわかります。

 

長期投資でリターンを高めるには、一瞬のタイミングに市場に居合わせなければなりません。

 

その一瞬のタイミングを見極めることができるのならば、圧倒的なリターンをたたき出すことができますが、それはまず不可能です。

 

そのため、長期保有によって、ずっと市場に居続けるというのが結局はほとんどの投資家にとって有効なのです。

 

へたにタイミングを見計らってしまうと得られるはずのリターンを逃してしまうことにつながるのです。

 

このことを知っていれば、継続的な積み立てなど、投資の継続が重要であることがわかります。

 

 

 

まとめ

 

 

今回は、長期投資を継続するのに役立つ知識を3つ紹介しました。

 

①複利の力

②株式リターンの平均回帰性

③タイミングを見計らった投資をするべきではない

 

「投資は簡単。しかし、続けるのが難しい。」と言われますが、これらを知っていると続けやすくなります。

 

長期投資においては継続こそが最重要なので、どんな局面でも冷静でいられるための知識やデータは武器になります。

 

参考にしてください。

 

今回は以上です。

 

 

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